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されてました。きふじんです。

正月休みを吹っ飛ばす忙しさです。明日も今日以上に違いない。


では、レスです(遅くなりました・・・・)

■12月30日の貴女!!
 ダブルベッドとアルカトラズを気に入っていただけて嬉しいです。さらに、アンソロまで!!もう、極上の方達なので、楽しんでくださいね。もちろん、きふじんも出来上がりが待ち遠しい一人です。
 傷跡も、進めていけそうなのでお待ちください~~。
 仕事がこれから忙しくなるのですが、気合をいれてがんばっていきますね。ありがとうございましたvvと、お返事が遅くなってすみませんでした・・・・


ほか、一押しありがとうございます。
ただ今、傷跡の短編と製作中です。ほんと、間が開いているので、ちょこっとだけチラ見で乗せてみます



****

 部屋を真っ白に染め上げる朝の日差しの中、珍しく海馬の隣でまどろんでいる城之内 。
 ふかふかの枕と真っ白な絹に包まれて、気持ちよさそうに上下する肩と背中。そして 人工的でない金色の髪が太陽の光を反射してきらきらと輝いている。

 

 たまの休日と隣に海馬がいる夢のような時間が過ぎる中、そんな時間を裂くように、 無粋な海馬の携帯が鳴り出した。
 案の定それは、仕事のトラブルからの呼び出しの内容で、海馬はため息を深くつき城 之内を起こさないようにベッドから出る。


「……ん。」
「起こしたか。」
「……ぅうん…大丈夫。仕事?」
「そのようだ。城之内は寝てていいから。」
 ふかふかの羽毛に包まれて、眠そうに目をこする城之内の髪をくしゃっとかき混ぜそ っと囁くと、寝室から隣の部屋へと移動していった。

 

「……私だ。」
 オフのこの時間に屋敷ではなく直接携帯に掛けてくるほどのことだ。よほどのことな のだろう。これで城之内と過ごせる貴重な休日がおじゃんになってしまうかもしれない 。
 海馬は苛立ちを押さえ、極力平静を装うと通話ボタンを押した。

 

 

 それから数分後。
 きっちりスーツに身を包んだ海馬を城之内がベッドに腰をかけて見送ることになって いた。

「2、3時間で帰ってこれそうだから、モクバと朝食をとって待っていろ。」
「ああ。」
「すぐに帰ってくるから。」
「気にすんな。適当にやってるから。」


 それなりに予定を立てて、密かに楽しみにしていた休日が潰れてしまうことに気落ち してしまいそうなのを見せずに城之内は笑っている。

「すまない。」
「こっちのことはいいから、ちゃんと仕事してこいよ。」

 片手をひらひらさせて手を振る城之内の笑顔が、眩しい朝日に照らされている。その 陽光があまりにも鮮烈すぎて、微妙な表情の変化がわからない。
 もし、その変化を海馬が気付いていれば会社に行くことはしなかったはずだ。それく らい些細なことでありながら重要な城之内の心の動きを見抜けなかったことを海馬は数 時間後に泣きたくなるくらい後悔することになる。

 

 海馬は何度もすまないと繰り返して、城之内を残し部屋を後にした。



 つづく




****



これ以上はネタバレ意外なにものでもないので、のせられませんが、ただ今ラストシーンを書いています。ここが出来次第UPしま~~す。

そして、傷跡の続きのタイトルが決まりました。え、別にどうでもいい・・・・・(汗)こっそりと呟いてみます。「彷徨」になりました。

では、また、書いてきます!!

 

 

 

 

 



 

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