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携帯はがんばってカスタマイズしてます。なれないところが多いですが、求めていた機能以上のものがあってもう、びっくりしまくりです。
なにが、すごいってもう手ブロがすらすら見れる&綺麗。きふじんの好きな手ブロの方にごっずの進行に合わせて、更新する方がいて面白いんです。前のヘタレたのだと、画像がエラーで見えなかったのですが、こんどはサクサクです。夕飯を作りつつ、ごっずを見て、さらに手ブロを見るのが水曜日の至上の時間です。
あ~携帯かえてよかった☆
アドレスの移行と着メロがまだ綺麗に整ってませんが、ぼちぼちやっていこう。で、ないと、本格的にサイトがやばいですよ。
てなわけで、きふじんはまったく書いていないんじゃないの?という疑惑を消すために??証拠を残します。
週末には更新できるかな・・・今夜しだいだな。
ダブルベッド~連休~
「暇だ」
テレビのスイッチを切って、城之内はごろんと寝転んだ。
世間ではGWの真っ最中。
カイバコーポレーションに入社してはや一年が過ぎ、無事新人の枠を突破した城之内。城之内の部署にも新入社員が配属されて、城之内もいっぱしの先輩になった。
会社に居れば、食事をする間も無いほど慌ただしいが、ひとたび会社を出れば時間と暇を持て余すばかりだ。
なんだかんだありつつ社長の海馬瀬人の恋人になってしまった。それはそれで喜ばしいことなのだけど、現実はそう甘くはない。
海馬が楽天的に見積もっていた妻との離婚協議は一向に進まず、それどころか、何かに付けて自宅に帰るようになってしまったのだ。
海馬曰く、妻が離してくれず束縛が厳しいらしい。
城之内も海馬に説明されなくても、奥さんの心境は想像に硬くなかった。一流企業の社長の妻の地位だ。関係が冷え切っていても手放しがたいに違いない。
そのうえ、実家はカイバコーポレーションからの仕事の受注がなければ倒産の憂き目を見るのは火を見るよりも明らかで、妻としてのプライドと実家を守るために、奥さんも必死なのだろう。
判りきっていた事態の進行に城之内は大きくため息を吐き、壁に掛かっているカレンダーを恨めしそうに見つめた。
二つ並んでる赤い丸印が二つが目だってしょうがない。
二人でどこかへ旅行しようと約束した日だった。初めての遠出に胸を躍らせて丸を付けたのだったが、気が付けが今日がその日なのだ。
「あ~あ。つまんね~」
これが障害の無い普通の恋人ならば、今頃は楽しい時間を過ごしているに違いない。現に去年の今頃は舞と遊戯、杏子との4人で旅行に出かけていた。
観光をして、遊んで、美味しいものを食べて回り、温泉にゆっくりと浸り……時間が過ぎるのが惜しいほど充実した休日を送っていた。
ずっと昔のように感じる時の流れに、城之内は自嘲に唇を歪めてそういえば舞は元気にしているだろうかと思い出す。
酷い別れ方を突きつけて以来一度も連絡を取っていない。忘れた頃に届く遊戯からのメールで、それとなく現状が添えられていた。もちろん遊戯と杏子とも気まずくなっていて会うこと自体を城之内が避けているのも事実だ。
妻も子も居る人を好きになり、その上相手は同姓で、勤めている会社の社長で、絶対に口外出来ない後ろ暗い関係の果ての結果に、城之内は目を閉じた。
こうなることは分かりきっていたし、ある程度の覚悟もしていたつもりだ。でも、現実に合うことさえままならなくなった今、じりとしたジレンマが重い瘤のように胸の奥でわだかまっている。
「こんなんだったら、好きにならなければ良かったかも……」
お互い何も知らない時はあんなに会って話しをして、SEXをしていたのに、恋人になってからはあのマンションに行くことさえままならなくなってしまった。
もしも、どこかで、誰かに見られていたら………。
なんて目に見えない恐怖が城之内を襲う。世間体が何よりも大事で、カイバコーポレーションの社長が社員と不倫なんてスキャンダルを露呈するわけには行かないのだ。
もう社会に出た城之内には、自分の軽はずみな行動一つがどれだけのダメージを会社に与えてしまうかなんて身にしみている。
大きすぎる人を好きになってしまった重大さに、少しだけ後悔してしまいそうだ。
「だー!!!こうしてても仕方ないや。気分転換に散歩でもしよう。ついでに、明日はオヤジの見舞いにでも行こうっと」
家に閉じこもっていると嫌にも塞ぎこんでしまいそうで、城之内は大きく伸びを一つすると、財布をポケットにねじ込んだ。
つづく
なにが、すごいってもう手ブロがすらすら見れる&綺麗。きふじんの好きな手ブロの方にごっずの進行に合わせて、更新する方がいて面白いんです。前のヘタレたのだと、画像がエラーで見えなかったのですが、こんどはサクサクです。夕飯を作りつつ、ごっずを見て、さらに手ブロを見るのが水曜日の至上の時間です。
あ~携帯かえてよかった☆
アドレスの移行と着メロがまだ綺麗に整ってませんが、ぼちぼちやっていこう。で、ないと、本格的にサイトがやばいですよ。
てなわけで、きふじんはまったく書いていないんじゃないの?という疑惑を消すために??証拠を残します。
週末には更新できるかな・・・今夜しだいだな。
ダブルベッド~連休~
「暇だ」
テレビのスイッチを切って、城之内はごろんと寝転んだ。
世間ではGWの真っ最中。
カイバコーポレーションに入社してはや一年が過ぎ、無事新人の枠を突破した城之内。城之内の部署にも新入社員が配属されて、城之内もいっぱしの先輩になった。
会社に居れば、食事をする間も無いほど慌ただしいが、ひとたび会社を出れば時間と暇を持て余すばかりだ。
なんだかんだありつつ社長の海馬瀬人の恋人になってしまった。それはそれで喜ばしいことなのだけど、現実はそう甘くはない。
海馬が楽天的に見積もっていた妻との離婚協議は一向に進まず、それどころか、何かに付けて自宅に帰るようになってしまったのだ。
海馬曰く、妻が離してくれず束縛が厳しいらしい。
城之内も海馬に説明されなくても、奥さんの心境は想像に硬くなかった。一流企業の社長の妻の地位だ。関係が冷え切っていても手放しがたいに違いない。
そのうえ、実家はカイバコーポレーションからの仕事の受注がなければ倒産の憂き目を見るのは火を見るよりも明らかで、妻としてのプライドと実家を守るために、奥さんも必死なのだろう。
判りきっていた事態の進行に城之内は大きくため息を吐き、壁に掛かっているカレンダーを恨めしそうに見つめた。
二つ並んでる赤い丸印が二つが目だってしょうがない。
二人でどこかへ旅行しようと約束した日だった。初めての遠出に胸を躍らせて丸を付けたのだったが、気が付けが今日がその日なのだ。
「あ~あ。つまんね~」
これが障害の無い普通の恋人ならば、今頃は楽しい時間を過ごしているに違いない。現に去年の今頃は舞と遊戯、杏子との4人で旅行に出かけていた。
観光をして、遊んで、美味しいものを食べて回り、温泉にゆっくりと浸り……時間が過ぎるのが惜しいほど充実した休日を送っていた。
ずっと昔のように感じる時の流れに、城之内は自嘲に唇を歪めてそういえば舞は元気にしているだろうかと思い出す。
酷い別れ方を突きつけて以来一度も連絡を取っていない。忘れた頃に届く遊戯からのメールで、それとなく現状が添えられていた。もちろん遊戯と杏子とも気まずくなっていて会うこと自体を城之内が避けているのも事実だ。
妻も子も居る人を好きになり、その上相手は同姓で、勤めている会社の社長で、絶対に口外出来ない後ろ暗い関係の果ての結果に、城之内は目を閉じた。
こうなることは分かりきっていたし、ある程度の覚悟もしていたつもりだ。でも、現実に合うことさえままならなくなった今、じりとしたジレンマが重い瘤のように胸の奥でわだかまっている。
「こんなんだったら、好きにならなければ良かったかも……」
お互い何も知らない時はあんなに会って話しをして、SEXをしていたのに、恋人になってからはあのマンションに行くことさえままならなくなってしまった。
もしも、どこかで、誰かに見られていたら………。
なんて目に見えない恐怖が城之内を襲う。世間体が何よりも大事で、カイバコーポレーションの社長が社員と不倫なんてスキャンダルを露呈するわけには行かないのだ。
もう社会に出た城之内には、自分の軽はずみな行動一つがどれだけのダメージを会社に与えてしまうかなんて身にしみている。
大きすぎる人を好きになってしまった重大さに、少しだけ後悔してしまいそうだ。
「だー!!!こうしてても仕方ないや。気分転換に散歩でもしよう。ついでに、明日はオヤジの見舞いにでも行こうっと」
家に閉じこもっていると嫌にも塞ぎこんでしまいそうで、城之内は大きく伸びを一つすると、財布をポケットにねじ込んだ。
つづく
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